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フィラデルフィア研究留学日記〜その7


新入生の勧誘 液シン
拷問の実験室 顕微鏡の中のゴミ

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新入生の勧誘 まあ、こんなもんだろう度
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2階から撮った写真。壁沿いにポスターは展示されているが、壁沿いに人のいないこと。。。

2005年2月11日、今日はうちの学部では、今年大学を卒業する学生が9月から進学する研究室を決めるための、大学院生勧誘デーだったらしい。何をするかというと、ラボのある建物の一階のロビーのところで、各ラボが、やっている研究についてポスター発表をして、それを9月から大学院生になる学生が聞きに来て、ラボを決める判断材料の一つにする、というイベント。本来はボスがポスター発表はやるべきなのだけど、うちのボスは、今日は4時に息子を迎えにいかないといけないそうで(4時半スタートなので)、代わりにポスター発表をしてくれと、今朝、急遽、頼まれてしまいました。顕微鏡も壊れていて、そんなにやる実験もないので、まあ、いいか、と引き受けたのだけど、ポスターを受け取ってみて、うーむ、これは酵母の学会で発表する用の物(実際この前の学会で発表したポスターそのもの)で、ちょっと学部生に理解出来るのだろうか?という代物。こんなポスターで、しかも日本人に発表させてしまって大丈夫なのだろうか?ボスは新しい学生を取る気はないのかな?と思ってしまったのだが。。。(とりあえずイントロダクションを説明する物が何もなかったので、勝手に4枚ポスターを加えてみた)。
で、30分前に1階のロビーに行って、ポスターを張って、出されていた軽食を食べて、ジュースを飲んで待っていると、一気に100人くらいの学生がまとまってやってきた。こんなにいるのか、とちょっとびっくりしていたら、みんな食べ物、飲み物(アルコールもある)の方にばかり行って、その後も、食べて、飲んで、おしゃべりして、でほとんどポスターを聞きに来る学生はいない。あぁ、なるほど、そういうイベントだったのか、と納得。だから、ボスはポスドクに任せて、さっさと帰ってしまったのかあ。結局、2時間ほどいて、説明したのはたったの4人(うち2人は軽く1分くらい話しただけ)。あまりに暇だったので、出されていた食事(まあまあ悪くない)をたらふく食べて帰ってきました。ポスターを用意していたラボは15個もあったのだけど、このイベントはポスター発表の必要は無いだろうに。。。




液シン アメリカン度
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側面にはこんなの張ってあるけど、だから何?『Device contains radio active material.』なんて書いてある。
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使っているところを見たことはないけど、そんなにホコリもかぶっていないし、電源が入っているので現役なのだろうか?

何も気にせずに毎日、歩いていた廊下に、何げなく置いてある機械。これって液体シンチレーションカウンター、だよね?どういう機械かといえば、簡単に言うと放射線量を測る機械(日本にいた頃、実習でちょろっと2回くらい使ったことがあるだけなので、詳しくは知らない)。もちろん、べつに放射能が外に漏れるなんてことはありえないのだけど、、、大丈夫だよね?(実験者が、機械の外に放射性同位体をこぼしたりしてないか、という方が怖い。。)。
うちのラボでは扱っていないけど、うちのラボのある建物の他の研究室では、放射性同位体を使った実験も、通常と同じ部屋で実験をしている(前いた大学のラボは、厳重に管理された隔離された専用の実験室があった。それが普通なのではないのか?ここがアメリカだからなのか?それとも大学のせい?)。




拷問の実験室 アメリカン度
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こんな送風機がそこらじゅうに。。。
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通路に並ぶ送風機。赤いのと青いのが送風機。
2005年4月30日、雨が降っていたので、ラボに行かなかったら、水道管が漏れてラボの周辺は水浸しになっていたらしい(この前も突如停電になったし、この建物大丈夫か?)。翌日の日曜日に行った時には、床はすでに乾いていたものの、床に置いてあった物は乾かすために奥から出され散乱していて、さらに、そこら中、何台もの送風機が置かれていた。どうやら、壁の中を乾かすためなのか、壁の下の方には穴が開けられ、そこに向かって風を送り込んでいる様子。穴を開けた際に出た白い粉(壁の素材)が、送風機で巻き上げられ、机の上などに降り積もっている。土日で、よかったなあ、と思ってこの日は少しだけ実験をして帰ったのだけど、翌日(月曜日)になっても状況はまったく変わっていなかった(火曜日もあまり改善されず。水曜日に送風機は廊下だけになり、木曜日にやっと完全になくなった)。
うちのラボの人々および周辺の人々は、普段からべつにたいして実験もしていないというのに、なぜかこんな時に限って、当たり前のように普通に実験をしていた。。。アメリカの送風機、もちろんすごい音がするし、常に風が体に当たる状態で、空気中には粉が舞い飛んでいて、まさしく拷問ではないかと思われる状態。頭は痛くなるは、目鼻はくすぐったいし、体調は最悪に。。。(普段座っている椅子に隣接したところにも一台送風機が置いてあった。さすがにこの騒音と風には気が狂いそうになったので、勝手に止めた。もう一台近くにあったのも止めてしまった。おかげでかなり落ち着いた。(帰る時に一応スイッチをいれておいた。))。
そもそも粉が舞い上がった状態では、無菌操作を要求される実験など出来るわけもなく、これはやはり仕事をするな、ということだったのだろうか?(とある事情で、そういうわけにはいかなかったのだけど)。
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壁には20-30cm間隔くらいでこんな穴が開けられている。
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床に置かれていた段ボールは水を吸って無惨な姿に。。。
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このラボでは、普段ほとんどプレートからカビが生えてくることはないが、日曜日に酵母を塗ったプレートからは当然。。。



顕微鏡の中のゴミ アメリカン度
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エアースプレーで吹き飛ばしてみたら、1点くらい残っているけど、あまり気にならないくらいになった。
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下の方を中心に黒い小さな点が多数。こんな写真では使い物にならない。

2005年5月16日、ラボの顕微鏡はいつも見ていたのだけど、この日は約2か月ぶりに酵母の細胞の写真を撮ろうと思った時のこと。写真は顕微鏡に見えている像を、つながっているコンピュータに映しだして、撮影するのだけど、この映像に黒い点がたくさん見えている(直接、接眼レンズから見る分には何も黒い点は見えない)。そういえば、日本から帰ってきてから、ずっとそうだったような気がするなあと思い、きっとカメラレンズのあたりが汚れているのかなあ、と思って、中を開けてみて、エアースプレーをかけてみたら、やっぱりここだった。他の人達はこんなレンズでどうしていたのだろう?ここ2か月くらい、誰も写真を撮っていなかったのか?(そんなわけはない。毎日、顕微鏡の予約はいっぱいいっぱいで、混み込みだもの。きっと気にならないんだらう。。。Photoshop使えば簡単に消せるし。。が、彼らがPhotoshopを使いこなせるとは思えないが。。。)。




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